手綱やあぶみなどの馬具用に開発された革、ブライドルレザー。革は硬く重厚な趣があり白い蝋分が浮き出ているのが特徴で、ブルームとも呼ばれます。
カリアー職人により、ステンレス製のスリッカーという刃物で擦って美しい吟面が作られ、軽いバフィングのあとに染色されます。
さらにここから、熟練した職人が馬毛などの柔らかいブラシで、ブライドルワックスやグリース独自のブレンドオイルを2日間程かけてじっくり含侵させていく。
革づくりは大体手間や時間がかかるものですが、ブライドルレザーはそれ以上の手間と時間をかけて格別に仕上げるのです。
ショルダーベルト付き。