よくある質問
- 商品はいつごろ届きますか? 海外へは配送できますか?
- 確認メールが届きません。
- 商品を返品したいのですが・・・
- 皮と革の意味は違うと聞きましたが、正しい使い分けを教えて下さい。
- 革には傷があると聞きますが。
- 最近、完成度の高い人工皮革が多く、本革と区別しにくいことがありますが?
- 商品はいつごろ届きますか? 海外へは配送できますか?
-
基本的には在庫があれば1週間以内に届けています。
配送・在庫のスケジュールは、
ご注文後の確認メールにて、ご連絡させていただきます。※当社では日本国外へのご配送は承っておりません。
- 確認メールが届きません。
-
ご注文確認のメールがいつまでも届かない場合は、
ご注文が完了していない可能性がございます。
当工房でもお調べ致しますので お早めにご一報ください。
- 商品を返品したいのですが・・・
-
商品が未使用の状態であり、商品到着後1週間以内であれば、
返品を承ります。商品到着後1週間以内に、当工房までご連絡ください。
なお、お客様都合での返品の場合 、返送料はお客様負担となります。
- 皮と革の意味は違うと聞きましたが、正しい使い分けを教えて下さい。
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皮革は一般に「かわ」と呼ばれますが、「皮」は動物の最外層の組織をはぎとったもので、「革」はそれから毛を除き、なめしを行ったものを指します。
英語では、前者はskin、hideを用い、後者はleatherを用います。
よく「皮靴」や「皮製品」という記述をみかけますが、正しくは「革靴」、「革製品」と記述すべきでしょう。「皮」を「革」に変える「なめし」とは、なめし剤により皮の主成分であるコラーゲンの分子間に橋かけを行うことです。
なめし剤には、クロム、アルミニウム、植物タンニン、アルデヒドなどがあり、その作用機構は同一ではありませんが、コラーゲン間に架橋結合を形成するという点では一致しています。
なめしの定義として、- 耐熱性を付与すること
- 耐腐敗性、耐薬品性を付与すること
- 革らしさ、なめらかさを付与すること
がありますが、この三つの定義のうちで一つでも
満足していれば、なめし革と呼 ぶものと考えます。
- 革には傷があると聞きますが。
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革には独特の生体に基づく模様があります。
毛穴、とら、血筋、リブマーク(肋骨の跡)、掻き傷、焼印(ブランド)、虫穴は天然皮革の特徴でもあります。
日本では仕上げを厚くし塗装で隠していることが多々あります。
着用しているうち、あるいはクリーニング後に現れクレームとなることがありますが、本来は生体 に存在する模様でもあり、天然皮革の証拠でもあります。
- 最近、完成度の高い人工皮革が多く、本革と区別しにくいことがありますが?
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区別するポイントを教えします。
人工皮革といっても現在では実に多くの種類かあります。
中には本革とほとんど見分けがつかないものまで出てきています。
明確に区別するのは大変困難になってきているのですが、いくつかの方法を挙げてみましょう。- ラベル、品質表示、レザーマークの有無など。
- 品質の判る切り口(例えばベルトのバックルをはずしてみる)を探し出し、本革特有の断面構造をしているかどうかを見る。
- 縫い目の形状は本革と人工皮革ではかなりの差があるので、見近かにある本革製品と比べてみる。
- 人工皮革は手のひらをあてていると汗ばむ傾向がある。本革はしっとりとした感触がある。
- 本革は動物の生体時の傷やシワなどによる不規則性があって一様ではない。人工皮革は全体として均一である。
- 本革は表面を濡らしてすぐ拭き取ると、かすかなシミが一時的に残ることが多い(これは容易に直せる)。
- 人工皮革は焼くと発泡したり、溶解しながら燃える。本革は、はるかに燃えにくく、変形しにくい。
- これらの方法を一つだけではなく、複合的に試してみると、よりはっきり区別することができます。